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衆議院議員 やまだ賢司 × 有基塾塾長 阪田勝紀 特別対談

これからの時代に求められる教育

 

はげしく変革を続けていくこれからの時代、次世代を担う子どもたちにどのような教育が必要なのか?
政治の世界で教育にかかわる問題に取り組む、やまだ賢司衆議院議員と有基塾塾長・阪田勝紀が意見を交わしました。

 

中学に入ってから、
さらにその先をイメージできることが大切。

 

阪田塾長 やまだ議員は自民党内で教育再生実行本部の事務局次長をされていますが、どのようなことが議論されているのでしょうか?

やまだ議員 はい。これまで、いじめ問題に対する対策、学校校舎の耐震化や老朽化対策、トイレ整備、ICTの活用といった教育環境の整備に関する施策に加え、これからの時代に求められる教育のあり方などについて検討を行ってきました。直近では、学校・家庭・地域の連携について議論しています。

阪田塾長 知識の暗記や受験勉強に偏りがちな現状の教育では、将来を見据えた教育には程遠いと思います。これからの社会を生き抜くためには知識の取得はもちろんですが、その得た知識を活用するために「思考力・判断力・表現力」を身につけなければいけないと思います。やまだ議員は、これからの社会を生き抜くためにどのような教育が必要だと考えますか?

 
衆議院議員 やまだ賢司
 

やまだ議員 世の中は常に変化していきます。どれだけ世の中が変化しても変化に対応していける能力を身につけることが必要だと考えます。ただ、知識は重要ではないということではありません。自ら考える力のベースになるのは基礎学力です。基本的な知識、考え方の積み重ねがあってこそ、応用ができます。義務教育レベルの知識は暗記も含めて最低限身につけるべきです。その上で、考える力、表現する力、感性を磨く機会をできるだけ持つことが重要だと考えます。

阪田塾長 まさにその通りですね。中学受験を勉強のゴールと考えている小学生が多くいます。私は常日頃、小学生達に将来の目標もなく義務的に勉強をしてほしくないと考えていますが、やまだ議員はどう思われますか?

やまだ議員 塾長のお考えに賛成です。重要なことは何のために学ぶかです。
これは中学受験に限らず、高校受験、大学受験、さらに言えば就職も人生のゴールではないのと同じです。どんな生き方をしたいか、何をやりたいかという目的があって、それに必要な手段としての知識や能力の取得を考えるべきです。目的をしっかりと持てば、そこに至るための手段は様々です。一つの目安として希望校への合格に向けて努力することは大切ですが、それが人生のすべてではないことは塾長のおっしゃる通りです。
もちろん、中学受験の段階で将来何になるか、自分がどう生きるべきか、といったものが見えている子は少ないと思います。だからこそ、様々な人の話を聞き、様々な経験をして自分の知らない世界を知り、興味を広げていくことが必要です。

 
有基塾 阪田塾長
 

阪田塾長 政治の世界に、やまだ議員のような考えを持つ方がいらっしゃって本当に良かった。将来自分がどういった人間になりたいのか、保護者の方と話をする事がまず第一ですが、当塾においても私をはじめ各講師が、勉強や受験のテクニックだけではなく、中学に合格したあとの自分をイメージできるようなアドバイスをするように心掛けています。そもそも、そういった将来の目標がなければ受験勉強に身が入らないですからね。

やまだ議員 これからもお互いのフィールドで、これからの日本を担う子どもたちが育つように頑張りましょう。

 
衆議院議員 やまだ賢司 有基塾 阪田勝紀