有基塾の久野です。今回追手門学院大手前中学校、神戸山手女子中学校の説明会に参加しましたので報告させていただきます。
追手門学院大手前中学校説明会
今回の説明会で強く印象に残ったのは、同校の学校改革に対する取り組みです。学校改革は多くの学校で行っていると思いますが、追手門学院大手前中学校も積極的に改革を行い、父兄、生徒のニーズを吸収しようとしています。具体的には、①一貫連携教育②SSコース創設③新制服導入等です。
追手門学院は幼稚園児から大学院生まで幅広い年齢にわたって生徒が通っています。従来はこれらの生徒は幼稚園、小・中・高等学校、大学、大学院と個別に教育を担ってきましたが、これらを連携して追手門スタンダードの確立を目指しています。また、昨年度入試よりSSコース入試を実施しています。SSコースは、少人数(25名)の選抜コースで、難関国公立大学・医歯薬系大学進学を目指しています。さらに、来年度より制服を一新し、男女共ブレザーの制服に変更となります。
このように追手門学院大手前中学校は、時代の変化に応じて自らも変化・発展し続けているとの印象を受けました。神戸、屋、西宮に居住している方にとって、大阪方面の学校はあまりなじみがないかもしれません。しかし大阪方面にもすばらしい学校がありますので、当塾としても可能な限り多くの学校情報を収集し、ご父兄の進路決定の参考になるよう努めていこうと思います。
神戸山手女子中学校説明会報告
神戸山手女子中学校は地元に密着した普通の女子高という漠然としたイメージだったのですが、今回説明会に参加して今までとは異なる印象を持ちました。山手女子は大学進学指導に非常に熱心で、2013年度入試において国公立大学に6名の合格者を出しています。特に阪大に二年連続合格者を出しており、女子高であること、少人数であること、入学の敷居が決して高くはないことを考えると学校内部の教育が素晴らしいうことが推察されます。今回何人か同校の先生とお話をさせていただく機会がありましたが、先生と生徒の距離が短く、生徒一人一人を大事にしていている印象を受けました。
また、同校には音楽科があり多くの生徒が音大に進学しています。音楽科のある学校はあまりないので、音楽に関心のある生徒・父兄には同校を選択肢の一つとして考えるのもいいと思います。
10月27日に山手女子中学校のプレテストがありますので同校に興味のある方、まだ志望校を決めていない生徒は是非受けてみてください。