こんにちは、入試担当の島本です。
夏休みに入り、6年生の方々はいよいよ追い込みの時期にさしかかってきました。今年もかなり暑い夏になりそうですが体調に気をつけて頑張ってください。
さて、今回は、甲南中学と、甲南女子中学の入試情報を少し。
まずは甲南中学から。
入試問題の傾向は昨年と変わらず、問題レベルも同じ程度だということです。
やはり算数は基本の計算問題と小問題を落とさないこと、国語は漢字や語句をしっかりと頭に入れておくこと、理科は実験観察の基本事項を記述できることが大切なようです。
募集要項については若干の変更があります。昨年度はⅠ期110名(b方式20%程度)Ⅱ期25名Ⅲ期15名の募集でしたが、今年度の募集ではⅠ期120名(b方式25%程度)Ⅱ期30名Ⅲ期若干名となりました。
特筆すべき点はⅠ期b方式における出願資格の内、検定資格において昨年度までは英語検定3級のみでしたが、今年度から新たに数学検定4級と日本語検定4級が設定されました。また、私立の小学校で協定を結んでいる学校から校長推薦があればⅠ期b方式受験の資格が得られます。
この変更のためⅠ期で10名Ⅱ期で5名の募集増となったためⅢ期ではかなり狭き門になることが予想されます。
最後に甲南高校の入試についての変更点を。
昨年度まで1次入試が推薦で20名1.5次が一般入試で若干名の募集でしたが、今年度から推薦を廃止し1次入試のみで一般入試25名の募集になりました。
続いて甲南女子
この春に新校舎が完成しました。
学校見学で見に行かれた方もおられると思いますが、2学年づつで全クラスがワンフロアーにそろい、センター部分が吹き抜けになっている開放感があふれるつくりになっています。
また、屋上には芝生が張られており、阪神間の平野部が一望できるようになっています。昼休みにはここでお弁当を広げる生徒もいるようです。
見学された方は、より一層この学校に通いたいと思われたのではないでしょうか。
さて入試の方式と傾向ですが、昨年と変更点はありません。昨年度より導入された点数配分(4科目受験になりますが、全科目の得点か算・国・理又は算・国・社×1.2で高得点の方を採用)も引き続き行われます。
問題傾向も昨年度と変更はありません。担当の先生のお話では、教科書の章末問題あるいはまとめの問題レベルの問題を参考にして作成しているとのことでした。
ただ昨年度は算数における平均点が非常に高かったのでこの点は若干修正されるかもしれません。
今後説明会や学内イベントが行われますのでこの学校に興味のある方、一度校舎を見てみたいと思われる方は是非行って見てください。
では、また。